顔を寄せて対話可能なミニサイズのロボットを東芝が発表

「ロボティクス・メカトロニクス講演会」にて、東芝研究開発センターの山本さんが「アプリプチ」という携帯できるインターフェイスロボットを発表した。顔を近づけて手のひらに置いたまま会話することができる。距離が近いので、音声認識もしやすい状態になると言える。人間に自分からアプローチすることが可能であり、一例としてお年寄りの生活状態を察知したり、医者の指示を教えたりするなど、見守りや自宅医療などに役立つと見られている。

東芝には元々「アプリポコ」という小さなロボットがあったが、これがさらに5割ほど小さくなったのが「アプリプチ」である。高さ15センチ×横10×縦10.5センチ。片手でグリップしやすいフォルムとなっており、片手でグリップしたり手のひらに置いたりしつつ顔を寄せて会話することが可能。距離が近いのでやり取りしやすく、人間の音声も拾いやすい。
アプリポコも使用者との距離をセンサーによって察知することも可能だった。ただし、移動機構はないので、距離をコントロールすることができなかった。

腰に1つ・頭部に2つ自由度があり、頭の部分の両眼カメラによって「首をかしげる」「いあいづちを打つ」「首を振る」などの動作ができるようになっている。カメラがあるので、視線を合わせることも可能。また、2眼ステレオカメラなので、距離を察知することもできる。音声認識・合成だけでなく、顔検出・認識もできる。お腹の部分にマイクが搭載されている。

人間にアプローチすることが可能であるため、お年寄りの生活環境を察知したり、医者の指示内容を教えたりすることもできる。クラウドサービスとしてアプリの提供を行うことを東芝は考えているそうで、サービス事業主にクラウドやロボット等のインフラストラクチャーを提供して、サービスを広めてもらおうと思っているそうだ。