小学生時代~この頃からモノづくりに興味が……?~

小学生になった。運動神経が悪く小柄でもあったので、何かとバカにされやすかった。外で遊ぶということもほとんどなかったし、TVを観るのが趣味だった。

小学校3年生くらいまでは「できるかな」を欠かさず観ていた。現在の若者も聞いたことくらいはあるかもしれない。ゴン太くんとのっぽさんが、簡単な工作をするというアレだ。もしかしたら最近の学生には「つくってあそぼ」のほうが知られているだろうか。「つくってあそぼ」のほうはゴロリとワクワクさんだったか。
私はもう40代だが、現在でもこの手の番組が大好きだ。タイミングが合えば絶対に観る。
今でものっぽさんやワクワクさん的な人と一緒に工作をすることを夢見ているくらいだ。

「できるかな」に感動して、親に牛乳パックを捨てないようにしてもらって、ロボット的なものを作っていた。現在の私も手先が器用であり、ロボット作りを有利に進めることができているが、小さい頃に工作をしまくっていたおかげでもあるのかもしれない。仮にこの頃に外で遊んで工作をしない生活をしていたら、手先は不器用になっていたのではと思う。… 続きを読む

幼稚園時代にロボットアニメに心を奪われる

1970年代にこの世に生を受けた私。この辺りに生まれた男の中にはロボット好きが他の年代よりも多いような気がする。私が幼稚園の頃にはゲッターロボやマジンガZが大人気だったし、小学校低学年の頃にはガンダムが始まった。私はこの頃から小柄で、家の中での遊びが大好きで、あまり運動はしなかった。イマドキの言葉で表現するのであれば「陰キャラ」というものだろうか。自宅でテレビを観ることが多く、スパロボ(スーパーロボット)系のアニメは欠かせず観ていた。

そんな保育園生時代、私にとって衝撃的なことがあった。それはアニメのマジンガーZでのことだった。マジンガーZは私にとってはスーパーロボットアニメの第一号であり(もっと詳しい人からすればそれ以前にもロボアニメはあるのかもしれないが、私にとっては第一号という意味)、私からすれば「スーパースター」だったのだ。

最近の若者でマジンガーZを知っている人からすれば「ああ、飛べるよね。マジンガーZって」というくらいの認識かもしれないが、実際はアニメが始まってから当分は飛行能力はなかったのである。そのため、飛行系の敵がマジンガーZの大敵だったりしたのだ。… 続きを読む

私は大学教授だ!~大学教授とは何か?~

私は大学教授であり、ある私立大学で工業分野の指導や研究をしている。教授と聞くと「うわ、めっちゃ金持ちなんでしょ?」「頭良いんだね」「なんか一日中研究しているんでしょ?」などと感じるかもしれないし、人によっては「大学教授サマ~?いけすかねーな!」という思うかもしれない。

ただ、大学教授というのは普通の会社員と変わらないと私は思っている。「変人率」というのも別に高くはないはずだ。国家公務員レベルの年収なので、高くも低くもない。まあ、キャバ○ラで「大学教授やってるんだよ」と言えば、それなりに驚いてもらえるが……。

そんな私だが、普段は「研究」「大学運営のための雑務」「学生の指導」などをしている。(あとは「学会運営」も私の仕事だが、これは読者諸君が大学教授になってから知ればいいこどなのでここでは説明しない)
「学生指導」というのはいわゆる生活指導、卒業研究関連の指導、それから普段の講義などのことだ。「大学運営の雑務」とは、講義全体の設計(いわゆるカリキュラムだ)、入試テストなどのこと。それから、大学の運営に関わる学会会議や教授会などにも参加する必要がある。… 続きを読む

顔を寄せて対話可能なミニサイズのロボットを東芝が発表

「ロボティクス・メカトロニクス講演会」にて、東芝研究開発センターの山本さんが「アプリプチ」という携帯できるインターフェイスロボットを発表した。顔を近づけて手のひらに置いたまま会話することができる。距離が近いので、音声認識もしやすい状態になると言える。人間に自分からアプローチすることが可能であり、一例としてお年寄りの生活状態を察知したり、医者の指示を教えたりするなど、見守りや自宅医療などに役立つと見られている。

東芝には元々「アプリポコ」という小さなロボットがあったが、これがさらに5割ほど小さくなったのが「アプリプチ」である。高さ15センチ×横10×縦10.5センチ。片手でグリップしやすいフォルムとなっており、片手でグリップしたり手のひらに置いたりしつつ顔を寄せて会話することが可能。距離が近いのでやり取りしやすく、人間の音声も拾いやすい。
アプリポコも使用者との距離をセンサーによって察知することも可能だった。ただし、移動機構はないので、距離をコントロールすることができなかった。… 続きを読む

ヒトと清掃ロボットの協力により清掃能率を200%にする方法を、富士重工業と住商が提案

「国際ロボット展」にて、富士重工業と住友商事が、オフィスでの使用を想定した清掃ロボを発表した。これは「生活支援ロボット実用化プロジェクト」の一環である。オフィスを想定したデモンストレーション空間にて、ヒトと協力することによって清掃の能率がアップすることを示した。オフィススペース内の自分の位置を「レーザー三角測量」によってロボット自身が把握し清掃をする。ヒトは机の脇や下などを、コードレス背負いタイプのクリーナーで綺麗にしていく。デモンストレーションは4日に渡って行われ、このロボットのハイクオリティーさを伝えることに成功したようだ。
すでに晴海トリトンスクエア(住商の本社がある)で使用されているが、次いで住商八重洲ビルも使用をスタートさせた。今後の管理企業やビルのオーナーを対象に売り出す予定とのこと。

実用自体は10年ほど前から達成されていた。様々な導入例のあるオフィス共有スペースと照らし合わせて、軽量・ミニサイズ化したのが今回紹介したロボットである。また、垂直方向の動き(階段を上がるなど)は、エレベーターと連携させることによってロボット自らが行っていたが、軽くなったのでヒトがエレベーターを使いつつ手で運ぶことが容易となった。… 続きを読む

規制緩和が成されてから遠隔対話サポートロボットの開発に本腰を入れる見込み(Panasonic)

Panasonicは「ロボティックベッド」という車イス⇔ベッドの合体・切り離し・変形機能があるロボの新型と、「ホスピリモ」というコミュニケーションサポートロボを、「国際福祉機器展」で公開した。ホスピリモは対話をネットワークを使って行えるロボットであり、医療機関や介護機関の利用者と、離れた場所にいてもコミュニケーションを取ることができる。
医師法の「対面原則」の関係上、日本国内ではいわゆる遠隔医療は基本的に行えなかった(僻地や離島では行えることもある)。しかし、近年厚労省はそれを緩和する方向で動いているそう。この「緩和」の仕方に沿って公開するとのことで、緩和が完了したら本腰を入れて開発・研究・展開をする見込みである。
すでにアメリカでは遠隔医療が盛んに行われており、平成23年の段階で350を超えるアメリカの病院で遠隔コントロールロボが使用されていた。ただし、現状アメリカに対して売るかどうかは決まっていないとのこと。… 続きを読む

頭全域を洗うことができるロボットの新型をPanasonicが発表

「国際福祉機器展」にて、Panasonicは「洗髪ロボ」のニューモデルを発表した。これは、柔軟性の高い接触子(指先)によって、人間の頭を擦って洗浄してくれるロボットである。
伸縮機構を両横のスイングアームに取り付けることで、指先でヒトの頭を全部洗浄することを可能としている。医療機関や介護施設で重宝される見込みだが、マゼンタ系統のカラーリングも行うことができるので美容分野でも役立つはずである。ちなみに、TOYOTAのプリウスと同系統のカラーである。
アームの伸縮性が高いので、色々なフォルム・大きさの頭をまんべんなく洗浄することができる。頭の後ろをアームによって支えて、後頭部は洗われる。

トータル16の指先(8×2)が両方のアームスイングに付いており、その8つずつの指先によって頭皮が洗浄される。指先でこすることになるので、これまでのオート洗髪マシンとは違ってマッサージ作用があるし、汚れも除去されやすくなっていると言える。… 続きを読む

ベストな着衣動作をスムーズに学習するロボットを柴田准教授(奈良先端科学技術大)らが作り上げる

NAIST(奈良先端大)の松原教授や柴田准教授らが、上半身が動きにくい被介護者やお年寄りの着衣をサポートするロボットを作り上げた。介護を行う人などが前もって「着衣の動き」をロボットに覚えさせる。動作を光学式キャプチャーモーションでキャッチして、これをベースに着衣した様子を確認させ、何度も学習させることで、ベストな着衣の仕方をマスターさせる。学習の際にターゲットとなるパラメーターを絞ることにより、着衣の仕方をスムーズに覚えることができるようになっている。これが「着衣をサポートするロボット」の世界第一号であるとされている。

学習のターゲットとなるパラメーターを絞ることで、素早く着衣の仕方を覚えさせられるのがメリット。教えた動作を「躍度最小モデル(人間の動作生成の数理モデル)」と照らし合わせることで、6点によって10秒間の動きを再現する。このうち着衣をする際に最も大事と判断される1点を学習のターゲットとすることで叶えている。また、着衣が上手くいったら独自に加点を行い、学習と加点を何度もすることによってベストな着衣の仕方をマスターしていく。… 続きを読む

重い物の持ち運びサポート用の装着式ロボットを川崎重工業が作り上げる

30~40キログラムくらいまでのモノを持ったり、持ったまま移動したりすることをサポートしてくれる「パワーアシストスーツ」という装着式ロボットを川崎重工業が作った。
ミニサイズのモーターが4つ膝関節と腰のところに搭載されており、オートで負荷を察知して適度な回転力をもたらすことで、ヒトが感じる負担を少なくする仕組みである。
装着しても、装着していないときと可動域がほぼ一緒なのが魅力である。しばらく川崎重工業自体が20キロ用のパワーアシストスーツを試し、実用化させるとのこと。「国際フロンティア産業メッセ」にて公開するとのことであり、そこで取材等を受けてから詳しく解説するそうである。

モーターコントローラーとバッテリーが腰の後ろのところに搭載されている。そして、脚が2本腰の両横から出ている。スーツの重さのほとんどが地面に受け流される造りになっているので、ほとんど負担を感じることなくスーツを使うことが可能。… 続きを読む

TOYOTA車体のCOMSバージョンを研究開発用マイクロEVに追加|ZMP

ZMPは、新たなモビリティの開発・研究のために、「ロボカーMEV-C」をリリースした。
これはTOYOTA車体製マイクロEV「COMS」を土台としている。
研究の種類別に3種に分かれており、

タイプA:高精度車速センサーやドライブバイワイヤシステム等がある 268万+税
タイプB:タイプA+ステアバイワイヤシステム 468万+税
タイプC:タイプB+様々なセンサー+ブレーキバイワイヤシステム 668万+税

という特徴がある。

ZMPは同じ研究のために「ロボカーMEV」もリリースしている。
もう10年を超えてコムスは売られているため「開発・研究の安全性がさらにアップする」という考えから、コムスバージョンも作られることとなったのである。

「ロボカーMEV-C」と一緒でCANプロトコルのことを明かしており、それぞれのハードウェアに働きかけて色々な研究に使うことが可能である。追加機能として、湿度・温度センサーのある「ポジジョン-Z」、気圧センサ、位置情報システム、9軸ワイヤレスモーションセンサーの「IMU-Z」、ステレオカメラの「ロボビジョン」なども付けることが可能である。… 続きを読む