私は大学教授だ!~大学教授とは何か?~

私は大学教授であり、ある私立大学で工業分野の指導や研究をしている。教授と聞くと「うわ、めっちゃ金持ちなんでしょ?」「頭良いんだね」「なんか一日中研究しているんでしょ?」などと感じるかもしれないし、人によっては「大学教授サマ~?いけすかねーな!」という思うかもしれない。

ただ、大学教授というのは普通の会社員と変わらないと私は思っている。「変人率」というのも別に高くはないはずだ。国家公務員レベルの年収なので、高くも低くもない。まあ、キャバ○ラで「大学教授やってるんだよ」と言えば、それなりに驚いてもらえるが……。

そんな私だが、普段は「研究」「大学運営のための雑務」「学生の指導」などをしている。(あとは「学会運営」も私の仕事だが、これは読者諸君が大学教授になってから知ればいいこどなのでここでは説明しない)
「学生指導」というのはいわゆる生活指導、卒業研究関連の指導、それから普段の講義などのことだ。「大学運営の雑務」とは、講義全体の設計(いわゆるカリキュラムだ)、入試テストなどのこと。それから、大学の運営に関わる学会会議や教授会などにも参加する必要がある。

そして「研究」。学生の立場からすると、「大学は講義を受ける場所」というイメージがあるかもしれないが、大学教授たちはそれだけでなく、自分の関係分野の研究もしている。私の専門は「ロボット工学」であり、この分野で博士号を取得している。ロボットを作り、それについて論文を作成したり学会で成果発表をするなどして、世界中にロボットのノウハウを広めているのだ。
私はガンプラマニアの40代。スパロボを自分で生み出そうとしているが、ただの「こじらせたオタク」でしかないのかもしれない。

私が取得している「博士号」を取ると、正式に「博士」になることができる。そのため、子どものあだ名にもあるような「鉄道博士」などとは扱いが違う(別にそういうあだ名があることには何の問題もないと思うが)。
小学校→中学校→高校→大学→大学院と進学して、大学院の課程を最後までクリアすると「博士号」が取得できるのだ。ちなみに、大学(4年生)を普通に卒業した段階では「学士」として認定されることになる。「認定」をするのはその大学自体だ。

「学士」にもいくつかの段階がある。普通に大学を卒業した段階では「学士」。
「修士」は前期課程(大学院修士課程:2年間)をクリアすることで獲得。「博士」は後期課程(大学院博士課程:3年間)をクリアすることで獲得できる。
だから「大学&大学院」でみっちり学問を究めて「博士」になりたいのであれば、最低でも9年はかかるのだ。

「へ~博士って普通に大学院を卒業すればなれるんだ」

という印象を受ける人もいるかもしれないが、「博士」というのは最高学位であるので、そう簡単になれるわけではない。高校から大学に進学するのとではワケが違うのだ。

大学は勉強すればどこかに入れるし、高校の出席日数が微妙に足りなかろうが高校側も面倒なのでおおよそ進級させる。だが、大学院ともなると全く異なる。ダメならダメで、絶対に博士号は取らせない。

という話はだんだんしていくとして、とにかく私は今もスーパーロボット(スパロボ)オタクで、だいぶ自由に指導や研究をさせてもらっている。とはいえ10代の頃から真面目にスパロボやら何やらの勉強をしていたわけではない。確かに「将来はロボット関係の仕事に……」となんとなく思っていたが、それも「将来はウルトラ○ンになりたい」という突拍子もない夢と同レベルだったのだ。それでも、その夢がどんどん膨らんでいって、ちょっとした努力とかなりの運によって、本当にスーパーロボットの分野で働くことになった。

皆さんの中にも「ロボットの分野の研究ができる大学に入りたい」「ロボットを作る仕事をしたい」と感じている人は少なくないだろう。もっと言えば「自分が未知のスーパーロボットを作る!」と決意している人もいるのだろうか。
そんな未来のスーパーロボットドクターを志す皆さんに向けて、ここでは私がどのようにロボット教授になったのかを「作り話」としてお伝えしていく。

とにかく「作り話」だ。決して私と関係のある人物が出てくるわけではないのでご承知いただきたい。