産業用ロボット

2014.07.24
ナスラック、重軽量鉄骨加工の全自動ライン、最新ロボで構築

 ナスラックは、2015年1月にNK深谷工場(埼玉県深谷市)で新しい重軽量鉄骨加工工場を稼働する(はイメージ)。総投資額は約18億円。工場棟を建て替え、最新ロボットによる全自動ラインを構築する。施主や入居者の耐震ニーズが高まり、親会社の東建コーポレーションで高耐震性の重軽量鉄骨アパートの受注が伸びているため、生産能力を従来比6割増に高める。生産効率向上で原価低減も図り、東建コーポの拡販を生産面から下支えする。
 
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 NK深谷工場は重軽量鉄骨や木質建材などの生産拠点。柱向けの角パイプや梁(はり)向けH形鋼の穴あけ・切断、溶接から、その後の高耐力フレーム製作までを行う。新たに建設する同加工工場は、穴あけや切断加工機のほか、溶接とハンドリングのロボットを合わせて約30台導入する。建て替えのため旧建屋は取り壊し済みで、ここに平屋建てで総床面積約6,555㎡の工場棟を建設する。
 
 従来も全自動ラインだったが、ライン総延長を従来比約2割減の120メートル程度と短くし、生産効率を高める。8時間の稼働で、2階建て8世帯アパートの重軽量鉄骨部材を従来比6割増の日産0.8棟分生産できる。最新機導入で、加工の時間短縮だけでなく精度も向上。溶接不良による手直しも削減することができ、人件費抑制を図る。
 
 従来は、受注の伸びに対応するため、残業で対応していた。生産能力増強で、通常時は定時対応可能になる。今後、東建コーポが来春発売する重軽量鉄骨仕様の3階建てマンション向けの鉄骨加工も担う予定で、拡販に合わせた体制が整う。
 
 
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