ビジネス/経営

2014.07.25
ファナックの4~6月期、売上高53%増1,633億円、小型MC販売拡大

 ファナックが7月24日発表した2014年4~6月期連結決算は、スマートフォン関連向けの小型マシニングセンタ(MC)「ロボドリル」の販売拡大などにより、売上高が前年同期比53.5%増の1,633億1,500万円と四半期ベースで過去最高を更新した。利益も経常利益が同91.3%増の695億9,800万円となるなど全項目で最高値を記録した。
 
 ロボドリルを中心とするロボマシン部門の売上高は同3.7倍の570億円と急増()。スマートフォン関連の販売増により、アジア向けの売上高が同部門の8割近くを占めた。全部門でも地域別売上高比率でアジアが67.5%に急拡大した。
 FA部門は工作機械用数値制御(NC)装置を中心に中国などでの回復基調が続き同19.2%増の654億円、ロボット部門は米州向け販売が好調を維持し、同12.7%増の409億円と軒並み堅調に推移した。
 
 通期連結業績見通しは、売上高が同17.9%増の5,318億円と、期初の予想を据え置いた。各利益項目も修正はなく、経常利益は同24.0%増の2,162億円と予想。スマホ向け需要も下期は落ち着く見通し。
 
funuc_0724.png
 
 連結業績推移(単位は億円)
 
●平成26年3月期の連結業績(平成26年4月1日~平成26年6月30日)(括弧内は対前期増減率)
売 上 高:1,633億1,500万円(53.5%)
営業利益: 663億9,900万円(91.7%)
経常利益: 695億9,800万円(91.3%)
純 利 益: 451億9,100万円(99.0%)
 
●平成27年3月期の連結業績予想(平成26年4月1日~平成27年3月31日)(括弧内は対前期増減率)
売 上 高:5,318億円(+17.9%)
営業利益:2,042億円(+24.4%)
経常利益:2,162億円(+24.0%)
純 利 益:1,465億円(+32.1%)
 
 
【関連記事】



好評連載がついに書籍化!


―東大研究者が描く未来―


国内外の事業例を解説


消費者が描く未来生活を紹介