ビジネス/経営

2013.11.28
セーラー万年筆、日本治水と提携、水処理装置事業に参入

 セーラー万年筆は、日本治水と包括的事業提携を結び、水処理装置事業に参入する。第1弾の「アクアセーラー」(写真)を12月1日に発売する。日本治水の開発した水処理装置をベースに、セーラー万年筆のロボット技術のノウハウを生かして共同で商品化した。日本治水が製造し、セーラー万年筆はマーケティングと販売を受け持つ。2014年12月期までに約3,000台の販売を目指す。

1128sailar.jpg アクアセーラーは天然石を特殊加工して製造したセラミックスで水を抗酸化する装置。水道管内のサビの発生や炭酸カルシウムの付着を防止して悪臭や汚れの発生を予防する。電気や薬剤を使用しないためランニングコストがかからない。マンションやオフィスビル、一戸建て住宅のほか、「東京五輪に向けた公共施設向け需要も取り込む」(中島義雄社長)としている。

 設置する施設は選ばないが、水道の元栓に装着するだけで機能するため、配管が複雑で大規模なオフィスビルやマンション、病院などの大型施設で、より高いコストメリットを発揮する。セーラー万年筆は将来的に東南アジアなどでの海外販売も検討していく方針。

 日本治水は、研究開発型のメーカーで資本金は1,500万円。自社開発した水道の錆や汚れを防止する水処理装置「エルセ」を各種施設や鉄道車両、外食チェーンなどに販売している。

 


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