行政・施策

2013.10.02
NEDO、デンマークでの生活支援ロボの実証事業にドコモとテムザックを採択

 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は10月2日、デンマークでの生活支援ロボットを活用した介護サービスの国際研究開発および実証事業の委託先にNTTドコモとテムザックを選んだと発表した。相手国の現場ニーズを踏まえて生活支援ロボットを開発し、海外展開ならびに市場化を図るのが目的。実施期間は2013~14年度の2年間。

 事業名は、「環境・医療分野の国際研究開発・実証プロジェクト/生活支援システムの国際研究開発・実証事業/デンマークにおける生活支援ロボットを活用した介護サービス提供に係る国際研究開発及び実証事業」。

 テムザックは、2011年よりデンマークのFaaborg Midtfyn(ファボー・ミッドフェン)市との間で、当時のデンマーク政府の介護労働負担軽減プロジェクトのための基金(旧「ABTファンド」)の活用することで、同社の留守番ロボット「ROBORIOR(ロボリア)」を高齢者の見守りに適用する実証実験を実施していた。ROBORIORの移動機構にスマートフォンを搭載した実証機を開発している。また、ユニバーサルビークル「RODEM(ロデム)」の移乗方法および搭乗スタイルを継承した車椅子を開発し、高齢者の移動支援に適用する実証実験にも取り組んでいた。
 一方、NTTドコモは、野村総合研究所と今回の実証実験にかかる基礎調査を担当していた。


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―モノづくり推進会議 地区別研究会 多摩ロボット分科会




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