産業用ロボット

2013.10.22
近藤製作所、搬送装置に画像検査装置を融合、自動車以外へ拡販

 近藤製作所は、自社の搬送装置に画像検査装置を組み合わせたシステム提案により、主力の自動車業界以外への拡販を強化する。第1弾として、2014年春に医療検査装置や食品パック用金型向けを納入する。画像検査装置を開発、製造するオプトロ事業部の売上高は約5億円。販路拡大により、2014年に10億円の売上げを目指す。

kondo_1023.jpg 画像検査装置は、LED照明とシンプル構造のカメラで簡単な作業ミスの防止に特化し、低コスト化した。品質向上や省人化ニーズの高まりを背景に、搬送装置と画像検査装置を組み合わせたシステムの需要は高い。ただ、従来は搬送装置と画像検査装置を別々のメーカーが製造することが多く、不良判定の責任区分が不明瞭だった。
 受注した搬送システムは、血液検査などに使う小型医療装置や食品パックの金型用。ロボット(ゲンコツ・ロボット)で把持しやすいよう、流れてきた製品をカメラで見て正しい向きに補正する(写真)。

 同社はメカトロ機械、メカトロ機器が主力で、全社の売上高の大半を自動車業界向けが占める。今後は自社でFA技術と画像検査装置の両方を開発できる強みを生かしたシステム提案を強化。自動車業界以外への拡販も積極化し、経営基盤を強固にする考え。


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