産業用ロボット

2013.10.29
川崎重工、医薬製造用ロボット発売、オールステンレスなど2種

 川崎重工業は10月28日、医薬品製造向けの小型垂直多関節ロボット2機種を11月1日に発売すると発表した。防水性の高い「MC004N」と、外装をオールステンレスにしてアルカリ洗浄液に対する恒久的な耐性も実現した「MS005N(写真)」で、両機ともアーム表面の凹凸を少なくすることで洗浄性を向上し、また、ツール用ケーブルをフランジまで内蔵可能とすることで周辺装置との干渉領域を最小化した。

kawasaki_1029.jpg MC004Nは6軸構成で、最大リーチは506mm、可搬重量4kg。一方、MS005NNは7軸構成で、最大リーチは660mm、可搬重量5kg。MS005Nはオールステンレス構造のため、ガスによる滅菌やアルカリ洗浄液に対しても高い耐性を有する。ガスケットやシールも米国の食品医薬品局(FDA)適合の製品を使用している。
 価格は、MC004Nが399万円で、年間200台の販売を予定。MS005Nは1,575万円で初年度50台の販売を目指す。

 

 

 

 


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