その他ロボット関連

2013.07.24
阪大など、スマートウェルネス研を立上げ、ロボ応用の医療サービス向上目指す

 大阪大学大学院医学系研究科などは「スマートウェルネス研究会(略称は「スマ研」)」を立ち上げ、参加企業などを募集する。同大学などと連携を図り、スマートウェルネス領域における関連研究の交流や融合を促進するのが目的。また、短期~長期的な研究テーマを立ち上げ、情報工学やロボット工学などの融合による関連技術の向上や、地域産業の活性化を目指す。会長は、同大学の澤芳樹教授。来月には澤教授による発起祈念講演や第1回研究会の開催を予定する。参加対象は法人のみとしており、年会費は一般会員が20万円(今年度は半期分として10万円)。問い合わせは、事務局となる都市活力研究所[TEL(06)6359-1322]まで。

 情報工学やロボット工学などを融合したシステムの援用により健康・予防医療サービスの高度化は医療費の低減につながると期待されている。例えば、病院内における薬剤搬送ロボットの導入は、医療スタッフの作業支援に加え、電子カルテなどとのリンクにより医療の安全性確保につながる。

 スマートウェルネス研究会では、情報工学やロボット工学などを高度に融合した領域を「Cyber Physical(サイバーフィジカル)(*)」分野と定義しており、研究会における活動を通じて、同分野の関連技術の向上により健康・医療分野におけるイノベーションの創出や地域産業の活性化を目指す。また、「関西イノベーション国際戦略総合特区」において追加区域の指定を受けた旧・淀川キリスト教病院(YCH)跡地での実証実験も計画する()。YCHとはイノベーションセンターの実現に向けた検討ワーキンググループ(WG)を立ち上げる。
 2013年度の活動計画については、以下を参照してほしい。

*:実世界(Real Space)からの情報を入力、モデリングし、Cyber Spaceで加工、処理して、実世界の人間の活動に役立てること。

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●スマートウェルネス研究会の活動計画
1.研究会主催セミナー
第1回 発起祈念 澤教授による「メディカルプラネット構想について」(10月)
第2回「健康・医療分野におけるリモートプレゼンス・ロボティクス」(12月)
第3回「非侵襲検査とデジタルヘルス、モバイルヘルス」(2月)
第4回「ヘルスケア分野におけるプロダクトデザイン」(4月)
第5回「ナーシング&ケアロボティクスと次世代住宅、次世代高齢者施設」(6月)

2.研究会の開催
10月より毎月1回開催。セミナー内容をテーマにしたビジネス創出を議論

共同事務局
都市活力研究所
TEL(06)6359-1322/FAX(06)6359-1329


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《特 集》
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PART3 ロボットの社会実装・事業化支援への挑戦!
―YCHイノベーションセンターほか

 




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