海外ロボット関連

2013.06.30
米iRobot社、お掃除ロボの次世代機でクラウドとの連携検討

 米iRobot社のPaolo Pirjanian(パオロ・パージャニアン)CTO(最高技術責任者)は、日刊工業新聞記者の取材に対し、掃除ロボット「Roomba(ルンバ)」の次世代機について、クラウドコンピューティングやスマートフォンとの連動を検討していることを明らかにした。掃除範囲の拡大など基本性能も向上させる。また、世界的なRoombaのヒットについては「業績は誇り。日本で売れたのはうれしい。これからもユーザーの声を反映して開発に取り組みたい」と述べた。

 長期的なビジョンとして取り組んでいる介護ロボット事業については「高齢者が自立的に生活するために、ロボットが中心的な役割を果たすだろう」と普及を予測。「遠隔操作が可能な『RP-VITA (Remote Presence Virtual + Independent Telemedicine Assistant)』という介護ロボットを開発した(詳細はこちら)。事業として成立するには時間がかかるかもしれないが、段階的に取り組む」と積極的な姿勢を示した。

 介護ロボットの普及に向けては安全性の担保や訴訟リスクの解消が課題。「米政府から医療機器として承認を得ることで安全性を担保している。リスクは残るがユーザー利益の方が大きい」との認識を示した。


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