行政・施策

2013.04.03
東電・廃炉対策推進会議、廃炉の研究拠点福島県楢葉町に設置へ

 東京電力・福島第一原子力発電所廃炉対策推進会議(茂木敏充議長=経済産業相)は2日、廃炉研究に向け、原発の実寸台模型(モックアップ)などを併設した研究拠点を福島県楢葉町に建設することを決めた。同町内3カ所について原発からの距離や土地の確保の容易さなどを評価した。最も評価が高かったのは福島第一原発から約25kmの地点。作業員の拠点となっているJヴィレッジ近くの楢葉南工業団地内と見られる。造成済みの用地確保が可能で、インターチェンジや港湾から2~3kmと近いうえ、進入路の拡幅などが不要なことが決め手になった。

 推進会議は、日本原子力研究開発機構(JAEA)に対し評価順に地盤調査を指示、問題がなければ楢葉南工業団地内に4月中にも決定する。研究拠点の稼働は2015年3月を目指す。プール内に原発の格納容器の一部を模した大きさ約20mの設備を設置。遠隔操作ロボットによる損傷場所の調査や補修技術の研究開発、操作訓練などを行う。


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