産業用ロボット

2013.04.17
ABB、ボルボに産ロボ1,200台を納入へ、自動車分野で成約を積み上げ

 スイスABB社が、大手自動車メーカーとの受注契約を相次ぎまとめている。スウェーデンのVOLVO(ボルボ)社と、今後数年間で1,200台を納入する契約を締結。2月には独BMW社から3年間で2,400台を受注しており、2013年に入ってから計3,600台を成約。自動車分野の実績と世界のサービスネットワークを武器に成約を積み上げている。

 VOLVO社には、自動車部品の溶接に使うアーク溶接ロボットや組立ロボットなどを、スウェーデンとベルギーの工場に納入する予定。BMW社にはスポット溶接ロボットのほか、接着剤塗布ロボットや搬送ロボットなどを、ドイツや中国の工場に納入する計画。両件とも受注金額や詳細な納入スケジュールなどは非公表としている。

 新興国での自動車需要増や北米でのエコカー需要増があり、自動車関連メーカー各社は設備投資を活発化している。省人化のためロボット需要も伸びており、産ロボメーカー各社は海外での需要増に応えるため海外での販売・生産体制を拡大している。
 ABB社は他社に先駆けてロボットの中国生産を開始。不二越は2012年2月から、安川電機は6月から中国生産をスタート。独KUKA Roboter社も中国生産の準備を進めている。ファナックは山梨県忍野村の本社工場でロボットを集中生産し、世界各国へ供給する方針。


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