行政・施策

2013.02.14
三菱総研、飛行ロボと水中ロボの関連技術を募集、技術カタログの拡充

 三菱総合研究所は13日、東京電力・福島第一原子力発電所の廃止措置に向け技術公募を開始した。経済産業省が2012年2月から募集を開始した、適用可能な技術シーズを取りまとめた「技術カタログ」の拡充の一環で、今回は小型飛行ロボットと水中ロボットの関連技術を対象とする。提出期限は3月15日(金)まで。詳細は三菱総研のホームページを参照してほしい。

 経産省 資源エネルギー庁の「発電用原子炉等事故対応関連技術基盤整備事業(技術カタログ拡充のための技術調査)」の一環として募集する。
 
 小型飛行ロボットについては、GPSが利用できない屋内環境で、自己位置推定をしながら現場状況の確認や、線量計測およびダストサンプリングなどが行える技術を求める。利用環境は、瞬間線量率0.5Gy/h、集積線量率200Gyの原子炉建屋内の高所。
 水中ロボットについては、原子炉建屋内部の濁水中で、各種センサにより3次元で自己位置推定をしながら長距離航行できる技術を求める。利用環境は、瞬間線量率20Gy/h、集積線量率200Gyの水中。

 提案された技術シーズは、三菱総研で有効性および実現性を判断し、技術カタログに掲載する。掲載した技術シーズは、廃止措置の進捗状況に応じて採択を検討する。

●「平成24年度発電用原子炉等事故対応関連技術基盤整備事業(技術カタログ拡充のための技術調査)技術公募のご案内(三菱総合研究所)
●「東京電力(株)福島第一原子力発電所の廃止措置等に向けた燃料デブリ取出し準備の機器・装置開発等に係る技術カタログ提案の公募結果について(経済産業省)


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