東京電力は11日、福島第一原子力発電所2号機原子炉建屋地下の圧力抑制室に東芝の4足歩行ロボット(写真はモックアップでの稼働試験の様子)を投入し、放射能汚染水の漏水個所を調査した。格納容器と圧力抑制室をつなぐ計8本のベント管のうち1本を調査したが、漏水は確認されなかった。今回の調査は、トラブルなく実施できたとしており、来週頃までに同様の作業を継続して漏水個所の特定を急ぐ。
ベント管下部に位置するベント管スリーブ端部とサンドクッションドレン管端部、ベント管ベローズカバー下部を調査したところ、漏水は確認されなかった(図)。
調査は、親機となる4足歩行ロボットと子機となる小型走行車を併用した。4足歩行ロボットで圧力抑制室上部の走行路面(キャットウォーク)を移動して、調査対象となるベント管にアクセスし、有線ケーブルで接続した小型走行車により詳細な調査を行った。
これらロボットによる調査は、10:12~14:00までの約4時間にわたって実施した。4足歩行ロボットがキャットウォークにつながる階段を昇降した時間も含まれる。キャットウォークの手前まで作業者が搬送し、免震重要棟から遠隔操作を行った。
調査ならびにモックアップでの操作訓練の様子は、東京電力が公開した以下の動画1~3を参照してほしい。
図 4足歩行ロボットによる調査個所と確認状況(東京電力提供)
動画1 2号機ベント管下部周辺の調査の様子(ダイジェスト版、東京電力提供)
動画2 4足歩行ロボットのモックアップでの動作検証の様子(東京電力提供)
動画3 小型走行車のモックアップでの動作検証の様子(東京電力提供)
●「福島第一原子力発電所2号機ベント管下部周辺調査結果について」
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