RT(Robot Technology)要素

2012.10.05
スタンレー電気、耐外乱光性能20万lxの距離画像センサを公開

 スタンレー電気は、10月2~6日開催の「CEATEC JAPAN 2012」で開発中の距離画像センサ「DISTANZA」(写真左)を公開、それを用いてジェスチャーコントロールが行えるのを披露した(写真右、動画)。「TOF」(Time of Flight:光飛行時間測距方式)方式により距離画像を取得しており、耐外乱光性能が20万luxと、同様にTOF方式を採用する日本信号の「アンフィニソレイユ」と同等レベルにした。屋外環境で最大15mの距離画像が得られる。ジェスチャーインターフェースのほか、ロボットのビジョンセンサやセキュリティなどでの利用を見込む。

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 投光したレーザ光が対象物に反射し、戻ってくるまでの時間を計測、距離に換算するTOF方式により距離画像を得る。受光部にはブレインビジョン社と共同開発したCMOSイメージセンサを採用しており、内蔵した背景光除去回路により外乱光や背景光によるノイズの除去が可能。20万luxの耐外乱光性能を達成した。

 CEATEC JAPANでは、ミドルウエアに島根県産業技術センターが開発した「Gesture-Cam」を採用して、ジェスチャー入力により画面操作が行えるのを披露した。立体操作領域を自動的に生成するソフトで、「押し込む」といった簡易な入力動作により操作が行える(動画)。なおGesture-Camにはサイネージ向けの「同for SIGNAGE」と、家電機器やパソコンの操作に向けた「同for PC」、関節認識機能を備える「同AVATAR」がある。

動画 距離画像センサ「DISTANZA」を活用したジェスチャー入力のデモ。「Gesture-Cam」の利用により「押し込む」といった簡易な入力動作により機器操作が行える。


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