その他ロボット関連

2012.08.24
早大、新RTフロンティア開設、市民がロボットと触れ合う場を提供

 早稲田大学は23日、研究開発したロボットや関連技術を一堂に展示する「新RTフロンティア」(東京都新宿区西早稲田、写真)を開設した。ロボットの体験や実験に参加できるイベントを月1回以上催し、普段は研究現場を見ることのない一般向けに成果を周知する。

waaseda_0826.jpg

  RTフロンティアは、2009年5月21日に地域住民が各種ロボットと触れ合うことを目的に開設。従来の新宿ラムダックスビル(新宿区大久保)から早稲田大学内に移転したのに伴い、新RTフロンティアとしてオープンした。
 新RTフロンティアでは、片麻痺患者向けの歩行リハビリ支援ロボットや、救急搬送中に遠隔操作で超音波診断するロボット、動作を計測するセンサ、顎(がく)関節症患者向けのマッサージロボットなど、医療・福祉ロボットを中心に紹介。まずは9月30日開催の福祉ロボットの体験イベントで、一般の参加を募る。歩行や立ち上がりといった日常動作を支援するロボットの体験などを行う予定だ。

 オープニングイベントに参加した市民らは「いつ頃実用化できるのか」「値段は?」など最先端の技術に興味を持った様子。同大の橋本周司副総長は「社会にロボットをどう組み込むかを考える新しい時代に来た。ロボットにできることは何かを見る場にしたい」と、期待を込めた。

●早稲田大学「グローバルロボットアカデミア


【関連記事】
早大、歩行リハビリ装置を開発、専門家の"支え方"を再現 (2011/07/19)
早大と東北大、乳ガン手術を支援する小型ロボット開発 (2010/11/03)
国民にリスクを理解してもらう活動も、早大・藤江教授、医工連携を語る (2010/10/28)
早大・藤江教授ら、力覚提示で視覚障害者をナビする杖型装置を開発 (2010/10/21)
早大の高西研など、顎関節症患者に柔らかくマッサージ治療を行うロボット開発 (2010/06/24)
早大、ガン患者向けコルセット開発、筋電を頼りに柔らかくして寝返りの苦痛を緩和 (2010/05/31)
早大、腕の震え抑えるロボット技術応用装具を開発、筋電をもとに随意信号を抽出 (2009/11/13)
ZMP、早大高西研の人間計測センサの事業化で合意、Windows7との連携で用途開発 (2009/11/06)
早大、文科省COEプロの拠点開設、ロボットの実用化に向けた最終調整の場へ (2009/07/07)




好評連載がついに書籍化!


―東大研究者が描く未来―


国内外の事業例を解説


消費者が描く未来生活を紹介