千葉工業大学は、福島第一原子力発電所の事故対応に向けたロボットと、関連要素技術を報道陣に紹介した。9月中旬に同原発に投入予定の過酷事故対応ロボット「Rosemary(ローズマリー)」や、レーザレンジファインダー(LRF)による3次元地図の生成技術などを披露。原発建屋内の状況把握や、空間線量のマッピングといった応用例を提案した(写真中央は、Rosemary 3号機を操作する細野担当相、右は開発担当の小栁栄次fuRo副所長)。
Rosemaryは、高さ3.1mまで昇降可能な高所カメラユニットを搭載する2号機と、各種器材の搭載を想定する、60kgのペイロードを有する3号機を紹介(Rosemaryの詳細はこちらを参照)。また、赤外線センサで前方の障害物を検知して自動で回避する車椅子型ロボットや、車輪と歩行の2種類の移動方法を使い分けられるロボットなどを公開した。
同大未来ロボット技術研究センター(fuRo)の古田貴之所長は「建屋内は東日本大震災以前とは様子が激変している。われわれの開発した技術は未知の環境にも役立てる」と、自信を見せた。
同大を視察した細野豪志原発事故収束・再発防止担当相は「政府が安定した研究開発プラットフォームを作る必要がある」と、30~40年かかるとされる廃炉処理に向けた継続的な体制の構築を示唆した。
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