米Harvard Universityの研究チームは、柔軟かつ表面の色彩を自由に変更できる全長13cmのロボットを開発した(動画、写真、Harvard大学提供)。本体内部の微小管(マイクロチャンネル)に空気を注入することで、4本足を使いながら約40m/hで進むことができる。
高分子素材できた表面のシート内部には細いシリコーン製のマイクロチャンネルが多数配置してあり、マイクロチャンネルに流し込む染料の種類を調節することで本体の色やコントラスト、パターンを変更することができる。染料の温度を上昇させて赤外線放射も可能にした。
タコやイカなど軟体生物が自身の外観を制御する能力からヒントを得て開発した。周囲の環境に溶け込んでカムフラージュをしたり、逆に派手な色や蛍光で目立ったりすることができ、野生動物の行動研究などに役立てられるという。また、動物や生物が色の変化を利用してコミュニケーションを行っており、これを位置を知らせる方法に活用すれば薄暗い中でも自身の存在を際立たせることができ、災害時の探索活動に役立つとも見ている。
電源やポンプは外部にあるが、将来はそれらも内蔵した大型ロボットを目指す。成果は米科学誌「Science」に17日に掲載された。
●Soft robots go for color, camouflage
Inspired by nature, Harvard researchers break new ground
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