沖電線は、同社のロボットケーブル「ORPケーブル」シリーズに、約20%の細径化ならびに軽量化を図った「同スリムケーブル」を追加、6月中に発売を開始する。定格80度、300Vのロボットケーブルとしては業界最細径になるという。ツイストペアタイプと心線層撚りタイプの2種があり、シールド付きのオプションとして銅箔系編組タイプにも対応する。シリーズ合計で2013年度に3億円以上の売上を目指す。
非フッ素系の絶縁材料による高屈曲性を維持したまま、芯線の配列構造や素材の見直しにより、従来比約20%の細径化と軽量化を実現した。屈曲性能は、首振り屈曲性能がケーブル外径の6倍Rで2,000万回以上、摺動性能がケーブル外径の6倍Rで1億回以上、捻り性能がスパン500mm、±180度で2,000万回以上。
半導体製造装置やチップマウンタなどの動作機器の内部配線用に向くとするが、医療機器や食品機械などにも展開するとしている。
富士経済によると、2011年のFAケーブル全体の市場規模は102億円で、うち産業用ロボット向けが44億円、半導体製造装置やチップマウンタ向けが22億円を占める。金額ベースでの市場シェアは、大電が34.3%、吉野川電線が17.2%、沖電線が15.2%、日立電線が7.8%、タツタ電線が6.4%となっている。
【関連記事】
►沖電線、外径20%スリム化したロボット用ケーブルを開発 (2012/01/12)
►大電、中国でFAケーブル生産へ、5月に製造子会社を設立 (2011/04/19)
►太陽ケーブルテック、漏洩磁束を抑制したケーブル開発 (2010.03.02)
►沖電線、高屈曲性能を持つロボットケーブル直販、10m単位で迅速に供給 (2009/07/22)
►沖電線とファナック、耐ノイズ性2倍のモータ駆動用ケーブル開発 (2008/10/16)
►沖電線、耐屈曲性10倍の産ロボ向け電線ケーブル開発 (2007/12/13)


ビジネスライン














