ビジネス/経営

2012.01.24
安川電機の第3四半期、各項目で前年同期を上回る、ロボット事業が牽引

 安川電機は23日、2011年3月期第3四半期の連結業績(3月21日~12月20日)を発表し、売上高が2,262億1,200万円(前年同期比6.4%増)、営業利益が112億2,100万円(同46%増)、経常利益が114億8,200万円(同48.7%増)、純利益が69億7,400万円(同61.4%増)だった。「3.11」以降、モーションコントロールの受注が減速したものの、ロボットを中心に売上を拡大し、各項目で前年同期比を上回った。

 事業(セグメント)別では、モーションコントロールの売上高が1,177億8,600万円(前年同期比1.3%増)、営業利益が66億1,600万円(同8.3%減)、(以下、前者が売上高、後者が営業損益)ロボットが722億4,200万円(21.3%増)、49億3,600万円(795.6%増、約9倍)、システムエンジニアリングが206億7,300万円(0.5%増)、-1億1,700万円(3億2,700万円減)、情報が89億1,000万円(9.4%減)、-3億2,800万円(4億2,200万円の損失減)、その他が65億9,800万円(8.6%増)、4億2,400万円(10.1%増)だった。

 モーションコントロール事業では、ACサーボおよびコントローラが海外需要を中心に受注は夏頃まで好調だったが、それ以降は受注減に転じた。また、インバータも同時期まで堅調だったが、それ以降は弱含みとなり、売上高は微増に、営業利益は減少となった。
 ロボット事業は、溶接・ハンドリング・塗装ロボットなどが海外を中心に受注を拡大。国内でも一般作業向けの需要を獲得し、売上高・経常利益ともに大きく拡大し、業績を牽引した。

 また、2012年3月期の連結業績(通期)予想を発表し、売上高が対前期比4.4%増の3,100億円、営業利益が同8.7%増の140億円、経常利益が同4.2%増の140億円、純利益が22.2%増の80億円とした。昨年10月の決算説明会で下方修正を発表していたが、純利益をさらに10億円下げた。
 なお、7月の第1四半期決算発表時は、売上高が3,200億円、営業利益が200億円、経常利益が200億円、純利益が120億円との予想を示していた。第2四半期以降の受注減と超円高、マグネットの高騰などの影響により下方修正していた。

●2012年3月期第3四半期の連結業績(平成23年3月21日~12月20日)(括弧内は前年同四半期増減率)
売 上 高:2,262億1,200万円(+6.4%)
営業利益:  112億2,100万円(+46%)
経常利益:  114億8,200万円(+48.7%)
純  利  益:  69億7,400万円(+61.4%)


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