ジックは24日、無人搬送車(AGV)の衝突防止などの用途に向け小型・軽量のレーザスキャナ「TiM310」の発売を開始した。レーザ発信による高密度距離計測技術により外乱光に強く、安定した測定が行える。価格はオープン。物流業界のほか、自動車や半導体業界などの搬送工程に向け、初年度1,000台の販売を目指す。また、同機種の投入によりAGVへの搭載シェアの拡大を図る。
サイズを高さ79mm×幅60mm×奥行き60mm、重量150gと小型・軽量化を図った。
一般的なTOF(タイム・オフ・フライト)方式と異なり、レーザ発信により多くの反射レーザパルスを計測し、平均の測定値を得るため外乱光や周囲の光学系の影響を受けにくく、安定した測定が行える。
3つのフィールドから構成される16のプリセットされたフィールドセットがあり、計48のフィールドを設定することが可能。ティーチングボタンの操作により自動的にティーチングプログラムが起動するため、フィールドの形状やサイズを容易に設定することができる。
AGVの衝突防止のほか、倉庫や保管スペースにおける有無の検知、対象物のはみ出し検知(写真)に向けても提案する。おもな仕様は、視野角度は270度、検出距離は0.05~4m(10%の反射率の物体で2m)、スキャン回数は15Hz。
【関連記事】
►北陽電機、生活支援ロボに向けSIL2対応のレーザレンジファインダー発売 (2011/12/15)
►ダイフク、無人搬送車の高速運行に向け安全技術を開発、13年に現地試験 (2011/09/12)
►ジック、AGVの搭載に向け小型化したレーザスキャナ発売 (2011/08/02)
►北陽電機、豊中事業所を公開、5年後には測域センサの生産を3倍に (2011/05/17)


ビジネスライン














