ジェーイーエルは、国内生産している半導体ウエハ搬送ロボットを韓国や中国などアジアの半導体製造装置メーカーに売り込む。2011年に実施したコスト低減活動により価格競争力がついたことから、海外での営業活動を強化。さらに今夏からの需要増を見込み、本社の組立スペースの増床にも着手した。2012年度は海外売上高を2011年度比約30%拡大する
海外装置メーカーへの対応を強めるため海外営業を2人増員し、3人体制に拡充した。さらに、2011年末に小径ウエハ対応モデルなど新製品6機種を投入し、ラインアップを拡充した。アジアでは人件費の高騰を受け、LED向けなど2~6インチのウエハ搬送の自動化がさらに進展すると見ており、新しい小径対応ロボットを中心に売り込みを図る。
2011年8月から新しい受発注システムの運用を開始している。同システムは協力会社の得意分野や発注数による原価の違いなどをデータベース化し、製品に応じて最も安価になる調達が可能。適時発注を徹底し、部品在庫を従来比約20~30%削減した。さらに製品設計を見直し、部品点数を15%程度削減。国内生産でも円高に対抗するコスト競争力を確保した。
本社の増床工事は4月までに終える予定。現在、事務所として使用している600㎡のクリーンルームを組立スペースとして確保した。生産能力が2倍以上拡大する見込みで、これに伴いパート従業員を15人程度雇用する。
【関連記事】
►ダイヘン、半導体ウエハ搬送ロボットで海外メンテナンス体制を整備 (2011/12/14)
►ダイヘン、高速での位置決めが可能な小口径ウエハ対応のアライナー発売 (2011/12/06)
►ダイヘン、来年3月めどに搬送ロボを生産移管、開発・サービス集約 (2011/11/24)
►ダイヘン、半導体機器で新ブランド、ウエハ搬送ロボットなど (2011/11/16)
►平田機工、ウエハ搬送ロボを10月発売、ツインアームなど複数揃える (2011/09/13)
►ダイヘン、ムラテックから搬送ロボット事業買収 (2010/10/13)


ビジネスライン














