ダイヘンは2012年3月末をめどに、村田機械から買収した半導体ウエハ搬送ロボット事業で、生産を大分県に、開発・サービスを大阪府の既存拠点に移管する。現在は村田機械の愛知県一宮市の拠点を活用している。生産移管により事業の効率化を図るとともに、部品の共通化、調達コスト抑制などを図る。
同ロボットは「MECSブランド」などで知られる。ダイヘンは2010年10月に同事業を買収。現在、同ロボットの生産と修理を合わせて月平均約100台程度を手がけている。これを液晶・半導体製造装置向け中小型搬送ロボット製造・販売の子会社・ダイヘンテック(大分県杵築市)に集約する。一部の製品は既に移管した。また、開発・サービス機能は半導体機器カンパニーを置く十三事業所(大阪市淀川区)に移す予定。
既存の建屋や設備を用いるため、移管による費用は軽微。営業機能は同事業の買収と同時期に東京と大阪のダイヘンの拠点に集約した。
半導体機器カンパニーは、半導体・液晶製造装置向け搬送ロボットや電源を手がけている。特に液晶向け大型真空搬送ロボット、半導体向け電源でシェアが高い。村田機械の同事業の買収を機に技術を融合し、業界最速レベルの動作の半導体ウエハ搬送ロボットも開発した。新ブランド「ACTRANS(アクトランス)」を創設して展開する。
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