ビジネス/経営

2011.10.25
安川電機、ロボシステム試作施設を日米欧体制に、中国でも設置を計画

 安川電機は、ロボットの実機を用いてアプリケーションを試作できる施設を日米欧に相次いで新設する。米オハイオ州マイアミズバーグ市の施設に続き、24日に「関東ロボットセンタ」(さいたま市、写真)の開所式を開催した。欧州ではドイツのアラースハウゼン市内に建設中で、来夏に開業する予定。中国でも新設を計画している。

yaskawa_1025.jpg システムインテグレータ(SI)に向け新システムの使い方や安全対策などの情報を提供する。顧客の製造現場や要件に精通するSIが発想した生産ラインを試作できる場とし、メーカーのみでは発想が難しい新たな用途を探る。また、顧客がロボットの導入を検討する際に試作ラインを実演する。SIや顧客がロボットに身近に触れる機会を拡大し、受注を底上げする。1階フロアには13台のロボットを設置した。

 中国では現在、設置場所を検討中。日本では関東に続き、中部や関西に新設することも検討している。産業用ロボットの用途の大半は自動車や電気電子分野が占めており、特に2008年秋の「リーマン・ショック」以降は、食品・医薬品・化粧品(「3品」)に代表される新規分野に向けた用途拡大が課題となっている。これらを受け同施設のグローバル体制を整える。
 24日の開所式で、南善勝取締役ロボット事業部長は「デモや試験を通じてロボットへの理解を深めたい。新たな活用方法を探索して提案する」と強調した。


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