東芝機械は、低価格の水平多関節ロボット(スカラロボット)「Lite(ライト)シリーズ」を発売した。最大可搬重量10kgで、アーム長500mmと同600mm、同700mmの3機種を用意した。価格は3機種共通で98万円と従来シリーズに比べて最大で約5割低価格化した。電子機器の組立や搬送などの用途に向け中国EMS(電子機器製造サービス)企業などに提案する。3機種合わせて月産200台を予定。
従来機種に比べて50%軽量化して稼働出力を節約し、小型モータへの切り替えを可能にした。また、専用コントローラも同1/3に小型化し、電源容量を最大50%削減した。
同社は、射出成形機や工作機械が主力。大型機械の開発で培った制御技術や高精度技術をロボットに応用している。従来は高付加価値のスカラロボットを大手メーカーに提案していたが、中国地場メーカーなどの新興国企業を攻略するには低価格機種が必要と判断し開発した。
富士経済によると、2010年のワールドワイドでのスカラロボットの市場シェアで、東芝機械は数量ベースでは7.9%と5位につけている。
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