公共/フロンティア

2011.08.31
大林組、GPS連動の放射線監視技術を導入、福島の被災地で実証

 大林組は英エンジニアリング大手AMEC(エイメック)グループのAMAMEC’s Environment & Infrastructure社(米ジョージア州)から放射線モニタリング技術を導入する。GPSとの連動により詳細な放射線量分布を表示する「マッピング機能」を備えた移動式放射線モニタリングシステムを用いて、10月から東京電力福島第一原発事故の被災エリアで実証試験を始める。

obayashi_0831.jpg 同システム「Orion ScanPlot(オリオン・スキャンプロット)」は、米国の原子力関連施設で発生した事故の除染などで約2.8km2の測定実績があるという。測定方法はGPSに連動した放射線量測定器を両足に取り付け、モニタリング範囲内を端からくまなく歩いて調べる。
 1秒間隔で自動測定した放射線量をGPSの位置情報とともに記録し、パソコン上で汚染レベルを色分けしてマッピング表示する。自然環境にあるカリウムなどの放射性物質と原発由来のセシウムなどを区別するため、汚染状況を正確に把握することができる。

 まず福島県をはじめとする被災地の民間事業所敷地などを対象に調査。測定ノウハウなどを蓄積し、除染・環境修復工事の受注につなげていく。


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