ビジネス/経営

2011.08.02
ユーシン精機、国内・中国に新工場棟、来年度中に稼動

  ユーシン精機は、2012年中に国内と中国で新工場棟を稼働する。国内では京都市南区に半導体関連の特注製造装置などを手がける工場を建設。中国では子会社に射出成形機用取出ロボットの新工場棟を増設する。国内の特注機需要の回復、中国のロボット需要の伸びに備える。2014年3月期に売上高を、2011年3月期比2.4倍となる300億円(中期経営計画)を目指して生産能力を増強する。

 国内は大日本スクリーン製造久世工場の跡地(京都市南区)の8,640㎡を9億5,000万円で取得した。半導体製造関連装置のほか、射出成形機用取出ロボットの後工程機などの特注機工場を建設する。建設投資額は110億円以上で、詳細は今後詰めていく。

 一方、中国は子会社の広州有信精密机械(広東省広州市)に現地向け射出成形機用取出ロボットの組立工場の2棟目を、2012年夏をめどに完成する。投資額は6,000万~1億円。月産能力を現在の120台から2倍超の250台以上に引き上げる。短納期化などを図ることで現地需要に応える。

 ユーシン精機は設備投資の回復を受け、高付加価値の特注機の受注が増加している。このため専用工場の建設を決定した。京都市南区の新工場は2014年3月期に新規分野で上積みする計画の売上高70億円を担う拠点となる。また、中国では人件費高騰からロボットの需要も強まっているため、現地生産を増強して事業を拡大する。


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