ファナックが27日発表した2011年4~6月期連結決算は、中国などアジアでFA機器や小型工作機械、ロボットの販売が好調で増収増益となった。売上高は前年同期比31.8%増となる1,314億5,400万円、営業利益は同33.9%増の550億1,300万円、経常利益は同35.9%増の567億7,300万円、当期利益は同40.1%増の346億7,700万円だった。東日本大震災の影響で、数値制御(NC)装置向け半導体の調達が困難になったが、短期間で設計変更することで課題を解決し、影響を最小に抑えた。四半期ベースの業績で売上高と営業利益が過去最高になった。
部門別売上高は、FAが前年同期比1.3倍の700億円、ロボットが同1.7倍の269億円、ロボマシン(小型マシニングセンタ)が同1.2倍の346億円、受注高は同1.3倍の1,544億円だった。
同日、2011年4~9月期業績見通しも公表。売上高は同26.8%増の2,653億円、営業利益は同31.1%増の1,168億円、経常利益は同32.7%増の1,205億円、当期利益は同34.4%増の750億円を見込む。
●平成24年3月期第一四半期の連結業績(平成23年4月1日~平成23年6月30日)(括弧内は対前年同期増減率)
売 上 高:1,314億5,400万円(31.8%増)
営業利益: 550億1,300万円(33.9%増)
経常利益: 567億7,300万円(35.9増)
当期利益: 346億7,700万円(40.1増)
●平成24年3月期第二四半期の連結業績予想(平成23年4月1日~平成23年9月30日(括弧内は全壊公表予想)
売 上 高:2,653億円(2,373億円)
営業利益:1,168億円(1,046億円)
経常利益:1,205億円(1,079億円)
当期利益: 750億円(679億円)
【関連記事】
►安川電機の4~6月期、各利益項目とも黒字転換、海外受注が堅調 (2011/07/20)
►ファナック、2011年3月期、3期ぶりに増収増益、過去最高益に迫る (2011/04/27)
►ファナックの4~9月期、増収増益、連結業績予想をすべて上回る (2010/10/30)
►ファナックの第一四半期、当期利益が対前年比5倍に、中国向けサーボモータなど寄与 (2010/07/29)
►ファナック、2期連続の減収減益、下期から受注増加するも上期の低迷が大きく響く (2010/04/28)
►ファナック、4~9月期の当期利益85%減、ロボット部門は前年比47%減 (2009/10/29)


ビジネスライン














