ロボット関連ビジネスのマーケティングサービス「robobakkon」プロジェクトを展開するテンプロクロシーとウェルコインターナショナル、マーケティングテクノロジーは共同で、新たなロボット像の創造に向けたリサーチプロジェクトを立ち上げた。Facebookクエスチョンを利用したアンケート調査やコンテストなどを通じてロボットが備えるべき価値を分析し、調査レポートとして取りまとめる。すでにFacebookクエスチョンによるアンケート調査を開始しており、関心のある方は同プロジェクトのサイトにアクセスしてほしい。
ヒューマノイドに代表される従来のロボット像の存在意義を改めて問い、21世紀に必要とされるロボット像を明らかにするのが狙い。
従来のロボット像は、労働生産性の向上に代表される、労働支援に向けた機器およびシステム開発の進化の過程で創出されたものであり、ロボットの用途開発の限界や閉塞感は技術力不足に起因するものではなく、その方向性自体が価値を喪失していると仮説。21世紀の新たな進化におけるロボット像の創造が求められるとの考えから実施に至った。「ROBOT SAVE JAPAN」という名称にてリサーチを実施している。
Facebookクエスチョンによる調査では3問の設問を用意(後に5問に拡張)。1~2カ月の実施期間で、200~300名程度の回答数を見込む。調査・分析した後、海外にも同様の調査を実施し、次の段階としてロボットコンテストなどの実施を計画している。
robobakkonプロジェクトでは、21世紀は人の知的生産性を高めることで新たな進化を遂げる世紀と位置づけており、それを牽引するモノやサービスにロボットの存在意義があるのではとしている。詳細は、以下の「21世紀のロボット仮説」を参照してほしい。
【21 世紀のロボット仮説】
いま、従来の進化のあり方を見つめ直し、新しい進化の道を模索、そして発見する時です。
私たちは、20世紀のロボット像は、従来の進化の過程の中で創造されたモノであり、21世紀が必要とする新しい進化にはロボットの再創造が必要と考えます。
人の労働生産性は、自動化、省力化、無人化、低コスト化を目的に、あらゆる製品、機器、産業にその進化が及んでいます。反面、人の知的生産性は、専門領域の細分化による思考の低下、情報量の加速度的な増大等により、必ずしも労働生産性ほどの成果を挙げておらず、一部では停滞、むしろ後退しています。
私たちは、21 世紀は、人の知的生産性を高め新しい進化を遂げる世紀であり、それを牽引するモノ、サービスがこの世紀に求められるロボットの意義、存在価値だと考えます。
その意味では、人の労働支援を主目的とするヒューマノイド型(二足歩行)ロボット像の持つ用途開発の限界、閉塞感は、技術力不足ではなく、その価値自身が喪失していることに真の要因があります。
生活、仕事の質の向上には、生産性を更に高め、良い製品、サービス、新しいコンセプトを創造する営みと、それを消費する上で様々な情報と知識をより的確に処理し活用するという、両輪の更なる進化が必要不可欠です。
既に多くの産業は、成熟期、衰退期に直面しており、今後も需要の大きな増大が見込めない状況下、私たちは、新たな産業として潜在需要があるのは、人の知的分野であると考えます。


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