ビジネス/経営

2011.04.20
安川電機、2011年3月期連結、2期ぶりに黒字転換

 安川電機の2011年3月期連結決算は、中国などの海外需要の伸びを受けて売上高が増加、各損益項目とも2期ぶりに黒字転換した。売上高は対前期比32.1%増の2,968億4,700万円、営業利益は128億7,400万円、経常利益は134億2900万円、純利益は65億4,400万円となった。ロボット事業とモーションコントロール事業が前年同期比約50%の増収になった。
 2012年3月期は東日本大震災の影響で国内に先行き不透明感があるものの、海外は堅調に推移する見通し。津田純嗣社長は「影響を見極めるため2012年3月期予想を非公表にしたが、現在の受注は国内外とも予想以上に好調」と強調した。

  ロボット事業については、溶接およびハンドリングロボットで海外自動車向けを中心に受注を拡大したうえ、液晶および半導体業界でも堅調な水準を維持した。また、国内では一般産業での受注獲得に注力したことにより売上高は対前期比46.9%増の838億4,300億円、営業利益は約100億円増の16億7,300万円となった。
 そのほかの事業では、モーションコントロール事業の売上高は対前期比49.3%増の1,564億5,000万円、営業利益は対前期比121億4,900万円増の89億8,000万円、システムエンジニアリング事業の売上高は同17.2%減の343億4,900万円、営業利益は同34億1,500万円減の20億6,100万円、情報事業の売上高は同9.1%減の141億3,200万円、営業損益は同約5億円減の3億9,800万円だった。

 安川電機では、2009~2012年度までの中期経営計画「Challenge100」では人と共存するロボット市場の創造を目指しており、12年度の売上高を3,800億円に、経常利益を380億円にすることを数値目標に掲げている。

●平成23年3月期の連結業績(平成22年3月21日~平成23年3月20日)(括弧内は対前期増減率)
売 上 高:2,968億4,700万円(+32.1%)
営業利益: 128億7,400万円
経常利益: 134億2900万円
純  利  益:  65億4,400万円
配    当:     6円(3円)


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