ビジネス/経営

2011.02.08
セーラー万年筆、7月に上海で射出成形品自動取り出しロボの生産開始

 セーラー万年筆は7月に、中国・上海で産業用ロボットの工場を稼働する。アジアの新興国向けに開発した5軸フルサーボのトラバース(横方向)型取り出し機を中心に製造、販売する。投資額は1億円。同社の中国での販売拠点である写楽精密機械(写真)に工場を設ける。新工場の床面積は1,000㎡、生産台数は2011年下期に100台、2014年に年間600台を目指す。2013年に同工場で年間8億~10億円の売り上げを目指す。

sailor.jpg 中国国内や東南アジア市場向けに同社の射出成形品自動取り出しロボットの需要が高まっていることから、中国での生産を決めた。2002年に上海に設立した写楽精密機械が入居しているビルの2階を新たに借りて工場に改装。5月に設備を設置し、6月にテスト生産を始める計画。現在15人の写楽精密機械の従業員を、稼働開始時には現地採用などにより50人に増員する。

 同社のロボット機器事業部は東京都青梅市でプラスチック射出成形品の自動取り出し機などのロボット機器生産を手がけている。中国生産により価格を抑えた取り出し機を新興国で販売することで、同社製品の現地での競争力を高めつつ、将来は高精度、高価格の国内生産機の拡販につなげる。


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