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2011.01.31
JAPAN ROBOTECH、早大と共同開発の教育用倒立2輪ロボ、7日から発売

 JAPAN ROBOTECHは早稲田大学の高西研究室と共同開発した、倒立2輪タイプの教育教材ロボット「MiniWay(ミニウェイ)」の発売を開始する。教育内容に応じて2タイプがあり、無線通信ユニットやデータ収集MMC(マルチメディアカード)、拡張ZigBeeボードなどを備えるフルスペックタイプの「MiniWay Advanced」から2月7日に発売・出荷を開始する。価格は税込みで20万円。基本構成タイプの「同Platform」は同日より予約を受け付け、4月上旬に出荷を開始する。価格は税込みで12万円。

miniway.png  MiniWayは、福岡県の「ロボット開発技術力強化事業」(2008年7月~2010年3月)として、高西淳夫教授らと開発した教育教材ロボット。加速度センサ(×1)、レートジャイロセンサ(×1)、光学式ロータリエンコーダ(×2)を備えており(写真下左)、加速度センサで検出した並進加速度を、レートジャイロセンサで検出した角速度の積分値を加えてキャンセルし、さらに、エンコーダで検出した車輪角度と角速度を加えたパラメータをもとにモータを駆動して倒立姿勢を維持する。このような動的制御の学習を通じて、移動ロボットや歩行ロボットのバランス制御を理解することができる(動画は学習例)。

  制御基板には、STマイクロエレクトロニクス社製ARMコア採用の32ビットマイコン「STM32F103」を搭載(写真下右)。組込み機器で多用されているAMRプロセッサの習得に役立つ。また専用シミュレータに加え、J-TAGやオシロ計測端子、無線通信ユニットなどを備えるほか、キャッツの状態遷移表ベースのCASEツール「ZIPC(ジップシー)」にも対応しており、組込みシステム開発の学習にも活用できる。教育教材として基礎から応用まで幅広く利用することができる。

miniway2.pngminiway3.png

 なお、MiniWayと併用する「ロボット工学テキスト」については2010年11月より2万1,000円(税込)で発売を開始している。高西研究室の人型ロボットを題材にしたロボットの解説から、センサなどの要素技術、運動方程式や制御、シミュレーションまで包括的にまとめており、特に後半はMiniWayとの併用により知識と技術の両面で習熟度が深まるよう工夫されている。
 教本として採用する場合はモノクロ無線綴じで、冊数に応じて値引きに対応するほか、各ページのフッターに採用校の名称を記載した印刷にも対応する。

動画1 サッカー競技の様子(画像提供:早大・高西研究室、JAPAN ROBOTECH)

動画2 相撲競技の様子(画像提供:早大・高西研究室、JAPAN ROBOTECH)


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