東洋理機工業(http://www.toyoriki.co.jp)は、サイズや機能をユーザーニーズに合致したうえで納品するカスタムロボット事業を展開した。市販の各種要素部品を組み合わせることなどにより、最適な軸数や軸の形状および配置、軸の剛性および速度を提案する。設備配置の制約から汎用ロボットを設置できないような現場や、単軸ロボットを複数台組み合わせているために冗長なライン構成になっている現場に向けて販売する。価格は500万円から。年間10台の販売を目指す。すでに2台を納品している。
ユーザーニーズに応じて市販のサーボモータやRV減速機などを組み合わせることでシステムを構成する。コントローラには安川電機の「MP」シリーズ、もしくは米PRECISE AUTOMATIONのものを使用。要求仕様に合致した軸数のほか水平・垂直・直交などの軸配置、軸形状を提案する。汎用ロボットのような操作性とティーティングレスで機種変更可能という特徴を有するという。
すでに片腕3軸と4軸の計7軸を有する双腕ロボットや、3軸水多多関節ロボットを4台協調させたシステムを熱処理メーカーに、多腕ロボットシステムを鍛圧機メーカーにそれぞれ納品している。現在は、エンジニアリング商社に向けて高速なピック&プレースが行える3節タイプのパラレルリンクロボットの開発も進めており、これには画像処理機能が一体化されている米PRECISE AUTOMATIONのコントローラを利用することを予定している。
最近は、多くの製造現場で安価な単軸ロボットを複数台組み合わせた自動化システムが利用されている。しかしながら、システムが大きくなるために冗長なライン構成になるうえ、防水性および防塵性の確保を困難にしている。カスタムロボットであれば、こうした課題を解消することができ、このような現場に向けた展開が期待される。
■関連サイト
2009.06.11 お好み焼きロボ再び!FOOMAで美しい焼き上げを披露、次は串カツロボか?
http://www.robonable.jp/news/2009/06/20090611-fooma-.html


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