ORiNとは、ロボットやPLCをはじめ各種FA機器に対する統一的なアクセス手段とデータ表現方法を、パソコン(PC)のアプリケーションソフトに提供する通信インターフェース。アプリケーションと機器間の統一的な通信手段を提供する「CAO Engine」と、機器間の通信手段およびデータ表現の違いを吸収する「CAO Provider」の2つのインターフェースにより各種機器の多様性を吸収する。Providerは装置ごとに定義する。
制御装置をORiNに接続する際、CAO Providerにより制御装置のインターフェースが変換されるため、メーカー固有のインターフェースがそのまま使える。またアプリケーションソフトは、ORiNプラットフォーム上で開発するため、制御装置ごとに開発する手間が解消される(図)。提供されるORiN2 SDKのツール「Cao SQL」はデータを自動収集し蓄積することができ、これを用いることでアクセス周期制御やイベント処理、桁合わせなどのデータ加工などの繰り返し開発作業が軽減される。
「2009国際ロボット展」では、(1)ではORiN対応の3次元レーザスキャナー(パルステック工業)や稼働監視Webシステム(ソフィックス)などを、(2)ではExcelによるホビーロボットの制御(ORiN協議会)を紹介。(3)では遠隔操作・保守支援システム(機械振興協会など)や外観検査シミュレーションシステム(デンソウェーブなど)などを、(4)では小型高速ロボット(川崎重工業)などを、(5)では外観検査ロボット(NT Research)などを、そして、(6)では簡易ティーチングシステム(高崎共同計算センター)などをそれぞれ出展する。